第11回 マンダラとは何か
マンダラの語義
マンダ + ラ(本質をそなえるもの?)
悟りの境地・仏の世界の縮図(いったい誰が見たのか?)
設計図として見る
日本のマンダラ
日本の両界曼荼羅(りょうがいまんだら)
金剛界曼荼羅(こんごうかいまんだら)
胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)
別尊曼荼羅(べっそんまんだら)
アジアのマンダラ
チベットのマンダラ(タンカのマンダラ、砂マンダラ、立体マンダラ)
ネパールのマンダラ
インドネシアのマンダラ
子どもの絵とマンダラ
複数の視点
展開描法とレントゲン描法
「ほんとうの絵」とは何か?
「家」としてのマンダラ
マンダラの基本線
門とその周囲(立体を平面に)
マンダラの装飾
文献
立川武蔵編 2003 『マンダラ チベット・ネパールの仏たち』(展覧会図録)国立民族学博物館。
立川武蔵 1987 『曼荼羅の神々』 ありな書房。
田中公明 1987 『曼荼羅イコノロジー』 平河出版社。
トゥッチ、ジュゼッペ 1984 『マンダラの理論と実践』 ロルフ・ギーブル訳 平河出版社。
ブラウエン、M. 2002 『曼荼羅大全』(森雅秀訳)東洋書林。
森 雅秀 1997 『マンダラの密教儀礼』春秋社。