第3回 序論(2) インドの仏教美術の流れ


仏陀なき仏伝図

サーンチー
バールフット
仏塔の装飾(欄楯浮彫、トーラナ)と説話
釈迦の象徴的表現(法輪、菩提樹、傘蓋、仏塔・・・)
なぜシンボルを用いたのか
聖なるものと形式化

仏像の誕生

ガンダーラ
マトゥラー
なぜ仏を人として表現することが可能であったのか
外来の文化・超越者のイメージ
説話図と礼拝図(仏教美術の形式と機能)

南インドの仏教美術

アマラヴァティー
ナーガールジュナコンダ
象徴的表現と仏像表現の混在

ほとけの世界の広がり

アジャンタ、エローラ、オーランガバード、カーンヘリー、カールラー
仏の多様化
密教へ


文献
肥塚 隆・宮治昭編 1999 『世界美術大全集 東洋編14 インド(2)』小学館。
肥塚 隆・宮治昭編 2000 『世界美術大全集 東洋編13 インド(1)』小学館。
高田 修 1987 『仏像の誕生』(岩波新書) 岩波書店。
宮治 昭 1981 『インド美術史』 吉川弘文館。


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