仏教の空間論 参考文献
◎は比較的読みやすいもの。もしくは定評のあるもの
◎阿部謹也 1987 『中世賤民の宇宙 ヨーロッパ原点への旅』筑摩書房。
稲垣栄三 1989 『醍醐寺の密教法会と建築空間に関する総合的研究』(昭和61−63年度科学研究費補助金(総合研究A)研究成果報告書)。
◎井上京子 1998 『もし「右」や「左」がなかったら 言語人類学への招待』大修館書店。
岩田慶治 1983 「ほんとうの空間」『季刊人類学』14(4): 167-177。
◎エリアーデ、ミルチャ 1969 『聖と俗 宗教的なるものの本質について』風間敏雄訳 法政大学出版局。
◎エリアーデ、ミルチャ 1981 『聖なる時間と空間−宗教学概論(3)−』(久米博訳) せりか書房。
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小倉 泰 1999 『インド世界の空間構造』東京大学東洋文化研究所。
金関恕・川西弘幸編 1996 『講座 文明と環境 第4巻 都市と文明』朝倉書店。
神沢栄三 1992 『ヨーロッパ文学の空間の研究』(平成元年〜3年度特定研究費研究成果報告書)名古屋大学。
◎川崎寿彦 1983 『庭のイングランド』名古屋大学出版会。
川西弘幸 1996 「都市と文明」金関恕・川西弘幸編『講座 文明と環境 第4巻 都市と文明』朝倉書店、pp. 1-8。
川西弘幸 1996 「都市の類型と変容」金関恕・川西弘幸編『講座 文明と環境 第4巻 都市と文明』朝倉書店、pp. 270-290。
カーン、スティーヴン 1993 『時間の文化史 時間と空間の文化:1880-1913』浅野敏夫訳 法政大学出版局。
◎カーン、スティーヴン 1993 『空間の文化史 時間と空間の文化:1880-1913』浅野敏夫・久郷丈夫訳 法政大学出版局。
岸 文和 1994 『江戸の遠近法 浮絵の視覚』勁草書房。
黒田日出男他編 2001 『地図と絵図の政治文化史』東京大学出版会。
◎クラーク、グレイアム 1995 『空間、時間、そして人類』服部研二訳 法政大学出版局。
クラーク、ケネス 1998 『風景画論』(改訂版)佐々木英也訳 岩崎美術社。
◎クレツリ、W.ランドルフ 2002 『仏教のコスモロジー』瀧川郁久訳 春秋社。
小泉和子・玉井哲雄・黒田日出男編 1996 『絵巻物の建築を読む』東京大学出版会。
国立歴史民俗博物館 2003 『神と仏のいる風景 社寺絵図を読み解く』山川出版社。
国立歴史民俗博物館 2004 『中世寺院の姿とくらし 密教・禅僧・湯屋』山川出版社。
後藤 健 1996 「インダス・湾岸における都市文明の誕生」金関恕・川西弘幸編『講座 文明と環境 第4巻 都市と文明』朝倉書店、pp. 63-85。
小町谷朝生 1996 『地の眼・宙の眼 視覚の人類史』勁草書房。
今野達他編 1995 『岩波講座日本文学と仏教 7 霊地』岩波書店。
佐藤達生・木俣元一 2000 『大聖堂物語 ゴシックの建築と美術』河出書房新社。
シヴェルブシュ、ヴォルフガング 1982 『鉄道旅行の歴史 19世紀における空間と時間の工業化』法政大学出版局。
杉本憲司 1996 「中国における都市文明の誕生」金関恕・川西弘幸編『講座 文明と環境 第4巻 都市と文明』朝倉書店、pp.102-120。
スタインハルト、ナンシー・シャツマン 「青龍寺の密教仏堂 唐代建築の空間、儀式および古典主義」(田中淡・藤井恵介・山之内誠訳)『仏教芸術』220: 54-88。
スミス、E. ボルドウィン 2002 『建築シンボリズム 帝政ローマと中世における』河辺泰宏他訳 中央公論美術出版。
妹尾達彦 1992 「唐長安城の儀礼空間 皇帝儀礼の舞台を中心に」『東洋文化』72: 1-36。
妹尾達彦 1998 「帝国の宇宙論 中華帝国の祭天儀礼」『王権のコスモロジー』弘文堂、pp. 233-255。
◎妹尾達彦 2001 『長安の都市計画』講談社。
高村雅彦 2000 『中国の都市空間を読む』山川出版社。
◎辻佐保子 1987 『中世絵画を読む』 岩波書店。
辻 茂 1995 『遠近法の誕生 ルネサンスの芸術家と科学』朝日新聞社。
◎トゥアン、イーフー 1988 『空間の経験 身体から都市へ』(山本浩訳)筑摩書房。
トゥアン、イーフー 1992 『トポフィリア 人間と環境』(小野寺有五、阿部一訳)せりか書房。
トゥアン、イーフー 1993 『個人空間の誕生 食卓・家屋・劇場・世界』(阿部一訳)せりか書房。
戸田芳実編 1993 『中世の生活空間』有斐閣。
冨島義幸 1998 「塔における両界曼荼羅空間の展開 平安時代の層塔を中心に」『仏教芸術』238: 54-97。
中村茂夫 1953 「宗教画と空間表現 イタリア・ルネサンス美術を中心に」『仏教芸術』18: 73-94。
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西山克 1998 『聖地の想像力:参詣曼荼羅を読む』法蔵館。
新田栄治 1996 「ブッダとシヴァの都市 東南アジア型都市の誕生」金関恕・川西弘幸編『講座 文明と環境 第4巻 都市と文明』朝倉書店、pp.121-136。
納富信留・溝口孝司編 1999 『空間へのパースペクティヴ』九州大学出版会。
野村雅一 1984 『ボディランゲージを読む 身ぶり空間の文化』平凡社。
パノフスキー、E. 1993 『<象徴形式>としての遠近法』木田元他訳 哲学書房。
パノフスキー、E. 1994 『芸術学の根本問題』細井雄介訳 中央公論美術出版。
バーリー、N. 1998 『死のコスモロジー』柴田裕之訳 凱風社。
藤井恵介 1983 「真言密教における修法灌頂空間の成立」『仏教芸術』50: 43-55。
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藤井恵介 1998 『密教建築空間論』中央公論美術出版。
藤井恵介 2000 「修法空間の神秘」『シリーズ密教4 日本密教』春秋社、pp. 343-354。
藤川昌樹 1999 「中・近世高野山における「谷」の構成と変遷」『建築史の空間』中央公論美術出版、pp. 51-68。
◎ベルク、オギュスタン 1993 『都市のコスモロジー』(篠田勝英訳)講談社現代新書、講談社。
◎ベルク、オギュスタン 1994(1985) 『空間の日本文化』(宮原信訳)ちくま学芸文庫、筑摩書房。
ホッケ、グスタフ・ルネ 1987 『迷宮としての世界 マニエリスム美術[新装版]』(種村季弘・矢川澄子訳)美術出版社。
◎ホール、E.T. 1970 『かくれた次元』日高敏隆, 佐藤信行訳 みすず書房。
町田 章 1996 「古代中国の都市生活」金関恕・川西弘幸編『講座 文明と環境 第4巻 都市と文明』朝倉書店、pp.219-232。
松井 健 1994 「コスモロジーの類型論 民族分類の視点から」『東洋文化研究所紀要』125: 269-409。
三友量順 2001 「空思想にもとづく価値観の転換[普遍処としての聖地と経本崇拝]」『江島恵教博士追悼論集:空と実在』春秋社、pp. 51-64。
村武精一 1984 『祭祀空間の構造 社会人類学ノート』東京大学出版会。
森 雅秀 1994 「密教儀礼と聖なる空間」『日本仏教学会年報』59: 105-121。
山折哲雄 1987 「仏教的世界観と民俗的世界観」『仏教民族学大系 3 聖地と他界観』(桜井徳太郎編)名著出版、pp. 267-279。
若桑みどり 1990 『都市のイコノロジー 人間の空間』青土社。
若桑みどり 1992 「ルネサンス的空間の崩壊 マニエリスムとバロックへの道」『遠近法の精神史 人間の眼は空間をどうとらえてきたか』平凡社、pp. 149-222。
和崎春日 1989 「象徴空間としての王都の構造 アフリカ・バムン王権社会の動態的象徴論」吉田禎吾編『異文化の解読』平河出版社、pp. 267-300。
頼富本宏編 2004 『聖なるものの形と場』法蔵館。
ルフェーブル、アンリ 2000 『空間の生産』斉藤日出治訳 青木書店。
◎ルロワ=グーラン、アンドレ 1973 『身ぶりと言葉』荒木亨訳 新潮社。
『西洋の美術 その空間表現の流れ』国立西洋美術館、1987。