第13回 補陀洛渡海
井上靖『補陀落渡海記』
金光坊
死と信仰
執筆の背景
那智参詣曼荼羅
死出の装束
補陀洛渡海がスタート
補陀洛船
同行船
捨身行としての補陀洛渡海
修験者の実践
焼身、土中入定、投身、入水
千日行
粉川寺と観音霊場
補陀洛渡海と他界観
海上他界観
蓬莱思想、常世
山と海と観音
文献
井上靖 1970 「補陀落渡海記」『現代日本の文学 34 井上靖集』学習研究社。
黒田日出男 1986 「熊野那智参詣曼荼羅を読む」『思想』740: 103-131。
豊島 修 1987 「海上他界と補陀洛信仰 熊野那智の補陀洛渡海を通して」『仏教民俗学大系3聖地と他界観』名著出版、pp. 331-349。
豊島 修 1992 『死の国・熊野』講談社。
根井 浄 1988 「那智参詣曼荼羅にみえる補陀落渡海」『神戸常盤短期大学紀要』10(1): 47-62。
根井 浄 2001 『補陀落渡海史』法蔵館。
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