第4回 聖と俗の接点:古代インドの祭式の世界


インドにおける儀礼

インドの儀礼に対する有効な分類法
インドで「儀礼」をなんと呼ぶ?
行為が名称
プロセスの名称から総称へ

ヴェーダの宗教

4種のヴェーダ
ヴェーダの4部門
ヴェーダの補助学
儀礼を中心とした文献群

後期ヴェーダ時代の儀礼

祭官の絶対化と祭式のコスモス化
等置の原理
王権儀礼の編入
ヴェーダ祭式のユニット

シュラウタ祭式の象徴性

祭火の数と種類
祭火壇設置の儀礼
宇宙論的な意味

文献

井狩彌介 1989 「ヴェーダ祭式の思考と世界観」『岩波講座東洋思想7 インド思想3』岩波書店、pp. 23-38。
井狩彌介 2001 「ヴェーダ祭式の祭火とその象徴思考について」頼富本宏編『聖なるものの形と場』(国際日本文化研究センター 国際シンポジウム 18)pp. 303-316。
後藤敏文 2007 「古代インドの祭式概観 ―形式・構成・原理―」『総合人間学叢書』3: 57-102.
藤井正人 2007 「第二章 ヴェーダ時代の宗教・政治・社会」『世界歴史大系 南アジア史1―先史・古代―』山川出版社.



(c) MORI Masahide, All rights reserved.