第3回 儀礼とテキスト:インド学の視点から


儀礼をテキストという視点から捉える

なぜテキストなのか
人類学的儀礼研究との違い

ヴェーダ文献

4種のヴェーダのシステム
補遺文献の登場
リグヴェーダ本集からブラーフマナへ
「等置」という思考法

神話と儀礼

儀礼の根拠としての神話
儀礼システムへの神話の組み込み
プラーナの神話
ミーマーンサー学派

仏教

パリッタ呪と真実語
経典というテキストの集合体
密教と儀礼テキスト

儀礼はテキストとどのような関係を有するか


文献

青木 保 1984 『儀礼の象徴性』岩波書店。
グレンジャー、ロジャー 1977 『言語としての儀礼』柳川啓一監訳 紀伊国屋書店。
辻直四郎 1967 『インド文明の曙  ヴェーダとウパニシャッド』(岩波新書) 岩波書店。
辻直四郎 1970 『リグ・ヴェーダ賛歌』(岩波文庫)岩波書店。
森雅秀 2008 「儀礼とテキスト:インド学の視点から」『日本における宗教テクストの諸位相と統辞法』名古屋大学(印刷中)


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