第10回 浄土教の曼荼羅(4)迎接曼荼羅と迎講
臨終行儀
五色の糸と阿弥陀如来
『往生要集』
道長の場合
熊谷直実の場合
迎接曼荼羅
清涼寺本
法然と証空の書状
熊谷直実ゆかりの曼荼羅?
山越阿弥陀と地獄極楽図屏風
阿弥陀の手に残る糸
異例の組み合わせ
約束された救済
二河白道図
極楽と現世
図像の典拠
二河と白道が意味するもの
迎講
當麻寺の年中行事
この世とをつなぐ来迎橋
曼荼羅から現れる仏たち
文献
大串純夫 1983 『来迎芸術』法蔵館。
加須屋誠編 2000 『地獄と極楽 イメージとしての他界』(週刊朝日百科『日本の国宝』別冊国宝と歴史の旅6)朝日新聞社。
加須屋誠 2003 『仏教説話画の構造と機能』中央公論美術出版。
關 信子 1995 「メ迎講阿弥陀像モ考I 当麻寺の来迎会と弘法寺の迎講阿弥陀像」『仏教芸術』221: 100-132。
森 雅秀 2006 『仏のイメージを読む:マンダラと浄土の仏たち』大法輪閣。(第3章 阿弥陀 来迎する仏)