第7回 マトゥラー:礼拝像の誕生
もうひとつの仏像誕生の地
クシャン朝の拠点
王の肖像彫刻
外来の要素とインド的要素の融和
マトゥラー仏の特徴
単独像、三尊像
堂々とした体?、親しみやすい風貌
仏を「菩薩」として呼ぶ
仏教美術の実験場
礼拝像の重視
仏伝図の固定化
尊格の多様化
ヤクシャとヤクシー
聖と性
豊穣からオルギー(狂騒)へ
インド的女性美の出現
文献
『インド古代彫刻展』日本経済新聞社 1984。
『インド・マトゥラー彫刻展』NHK 2002。
肥塚 隆 1985? 「マトゥラーにおけるグプタ古典様式の展開」『仏教芸術』156: 80-96。
杉本卓洲 1997-9 「マトゥラーにおける仏像崇拝の展開(その1〜3)」『金沢大学文学部論集 行動科学・哲学編』17: 83-110; 18: 37-53; 19: 83-118。
永田 郁 1997 「マトゥラーのヤクシャ像の一考察 鉢を支えるヤクシャ像の復元的考察を中心に」『密教図像』16: 107-130。
宮治 昭 1980 「インド彫刻史におけるグプタ様式の生成:マトゥラー彫刻を中心に」『仏教芸術』130:11-33.
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